2007年8月末、3カ月のフィジー英語留学を終えていったん帰国。
このとき私はトリマーの仕事をしていませんでした。

ハタチでトリマーの専門を卒業してから、結果4年近くトリマーを離れました。
このあとオーストラリアへ渡る前にフィリピン留学に行きます。
旅人トリマー過去日記１～フィジー～

Mixi過去日記２↓↓↓

不便なことはいっぱいあったけど今はフィジーの窓なしバスが恋しい
↑しつこい

昼間ボーっとベランダにいたら、隣の家族がごはん食べよう！ってゴザ敷いてくれて手で食べたり

なつかしい

公園で海眺めてたら友達のようにインド人が話しかけてきた

おつり持ってないからってタクシータダで乗せてくれたことも

話かけてもないのに道案内してくれたことも

レストランで飲んでたら、いきなりおごってくれたこともいっぱいあった

(なぜかタクシー降りたらいきなり警察に捕まりサイン書かされたこともあったけど)

ナイトクラブでフィジー人とインド人に囲まれながら踊り狂って最高に楽しかったな(オイ)

日本に無いものがいっぱいあった

みんながみんな

友達のように家族のように

何の警戒も無しに受け入れてくれた

心の豊かさをいっぱい学び

人の温かさに泣きそうになったこともいっぱいあった

もちろんぼったくりもあったけど

今はほんの少しだけど日本の良いところ悪いところ見える

長かった３か月

でも短かった３か月

本当に感謝でいっぱい

ちなみに

本日２３歳になりました

んー全然おめでたくない！！

でもこうして無事誕生日を迎えられたことに感謝

そして２３歳決意表明(？)

来年の春からオーストラリアに１年行ってきます

って言ったらあとには引けないし・・・笑

トリマーの専門卒業して２年半

仕事してきてほんの少しだけ一般事務的な社会を見てきた←変な日本語

電話対応に関しても「口がうまくなったなぁ～」って思えるようになってきた

毎日パソコンと向き合っていわばクレーム処理

トリマーの仕事してたら、そういう敬語の使い方なんて養われなかったと思うし

周りから見たら「専門行ったのに関係ない仕事して」って思われるけど

私にとってはこれでよかった

本当は東京なんて大嫌いで引っ越して来る気なんてまったくなかったけど

親元に戻ってきて有難さもまた噛み締めた

専門通いながらバイトしてた

どんなに犬が可愛いっていっても

暴れるし噛まれるし

立ちっぱで腰は痛いし

土日に休みなんてないし

朝から晩まで休憩はあってないようなもんだったし

あのまま卒業して大阪で一人暮らしして

初任給１４万程もらって私は生活できたかな
(しかも月６日休みって・・・)

心も生活も余裕がなくて好きな仕事してても現実しか見えなかったんじゃないかな

途中でイヤになってトリマーなんて一生やるもんか！！って思ったかもしれないな

専門通って卒業して就職して

本当は自分のやりたいことならまっすぐその道に進むべきだったかもしれない

でもこうして他の仕事も経験して

自分で何でも実行出来るようにお金貯めて

海外行っていろんなもの得て

最終的にやっと自分のやりたいことに戻れる

少し遠回りしたけど

『トリマー留学』

向こうで３か月くらい養成学校通って働くことに決めた

海外に住めて

文化学べて

英語勉強出来て

そして海外のトリミングについて学べる

そんなこと考えたら子供みたいにワクワクしてたまらない！

やっぱり小さい頃からの夢は捨てきれない

現実が甘くないことはよくわかってるけど

まっっったく英語わからずフィジー人とインド人に紛れ込んで生活できたくらいだから

きっと大丈夫

そんな変な自信も得たものの１つ

さんきゅ～フィジー

やらないことには前に進まないから

有言実行！！

もちろん自分のお金で行く！！

オーストラリア１年終わったあと

ハサミ１本持って海外周れたらなんて

そんな楽しいことを考えると夜も眠れなーい！！

終

「ハサミ１本持って海外周れたら…」
その夢は、海外生活８年目に入る今でも叶っている。

自分がトリマーとして海外を周ってきて
捨てなければならないものも心も山ほどあった。

なんでこの道を選んでしまったのかと思う日々も
悔しくて悲しくて寂しくて辛くて大泣きした日々も

それでもたくさんの友人と出会い、時間を共にし、
何にも代えることのできない財産を得てきた。

「トリマーとして海外で働きたいんです！」
今しかできないことをやってみてください。
諦めることなかれ。

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